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2005.08.10
肺に穴が!
こんにちは、ご無沙汰しています。実はちょっとした事件があってしばらくお便りできませんでした。 実は去る6月、ちょうど前回お便りした直後ぐらいですが、突然病気を患ってしまい、2週間ほど入院してしまいました。何しろ今まで病気らしい病気なんてしたことないし、ましてこちらで入院するとは思ってもみなかったので、色々苦労しました。今回はその顛末をご報告しようと思います。 罹った病気は「肺気胸」という病気です。ご存知ですか?肺に突然穴があいて、その穴から空気が漏れて肺が潰れてしまうという病気です。20-30代の、ひょろっとした体形の男性がかかりやすい病気だそうです。私は全然ひょろっとしてないんですけどね。肺が潰れてしまうわけですから、もちろんメチャクチャ痛かったです。 とある6月の土曜日の朝、左胸に激痛を覚えて目が覚めました。体の向きを変えるだけでも痛いし、そもそも呼吸をするだけでも痛いんです。明らかにおかしいので、日本人医師のいる診療所に駆け込んで、X線写真を撮影したところ、肺気胸と診断されました。写真はそのときの私の胸部です。素人目にも右と左で全然違うのが分かるでしょ。写真の右側(実は左肺なんですが)が黒っぽくなってますが実はこれ、空気だそうです。肺が本来の位置にあれば左側のように白っぽく靄がかかったように見えるはずなのですが、右側には何もないから黒く写ってしまうそうです。右側の左下に濃く白い影が移っていますが、これがしぼんだ肺だそうです。これを見せられたときは、さすがにショックを受けました。今まで病気なんてしたことないのに突然肺が潰れちゃうなんて。と同時に激痛にも納得がいきました。 ともあれ小さな診療所では治療はできないので、すぐに大きな病院に行けとのこと。命に関わることはないが、2,3日は入院することになるとのことでした。家の近くの総合病院に紹介状を持っていくと、即刻治療&入院でした。治療はなんと、脇の下の下あたりから胸にチューブを挿して溜まった空気を抜き、安静にして開いた穴が自然に塞がるまで入院、と言うものです。チューブ挿入は、一応部分麻酔はしたのですが十分に効果がなく、まだ感覚が残っているうちにメス、チューブを入れられてメチャクチャ痛かったです。おまけにチューブの挿した位置が適切でなかったなどと言われて、合計で3回も挿し直し。ひどいもんです。 これだけならまだしも、空気は抜いたものの穴が1週間経っても塞がらず、結局手術をするはめになりました。手術はチューブを挿したのと同じところから小さいカメラを挿入して、ホチキスのようなもので肺の穴を留めるというもの。手術時間は約2時間。相当ビビりましたが、今回は全身麻酔だったので寝ている間に全て終わりました。 結局2,3日の入院で済むつもりが丸々2週間もかかりました。6月末に退院したので、今ではもう日常生活には支障がないほどには回復しました。ただ手術のときに再び穴が広がらないようにと、肺と胸の壁の間に接着剤のようなものをいれられたので、違和感が残ってます。まさに胸に内側に何かが張り付いている感じです。なのでバスケをするのは今のところちょっと難しい感じです。帰国までに直っていることをいいんですけどね。 とにもかくにも、アメリカで入院とは貴重な体験でした。ずっとバスケをやっていたから体は丈夫、と思っていたんですがどうやらそうでもなかったようです。皆さんもお気をつけくださいませ。とくに講習会に参加している元若者の皆様方!くれぐれもほどほどに。 次回は入院中の苦労話などでも披露しようと思います。
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